3Dモデルとウェブ展開

本教材は、スマートフォンアプリを用いて、3Dモデルを作成する手法を実習形式で解説します。以下は、Windowsで実施することが望ましいです。

  • MeshLabを用いたモデル処理と書き出し
  • 3DHOPでのWeb表示

実習用データ

MeshLabを用いたモデル処理と書き出し

MeshLabは、オープンソースの3Dメッシュ処理ソフトである。MeshLabのwebページからOSにあわせてソフトをインストールする。インストール後、ソフトを起動する。 img

objファイルを読み込む

以下のように、.objファイルをドラッグアンドドロップでMeshlabに読み込む。 img

向きを調整する

Normals, Curvatures and Orientation > Transform: Rotateを実行する。以下のように設定し、Previewを確認した後、Applyをクリックする。 img

不要な面やノイズの除去

モデルを上から見下ろすようにし、以下のアイコンをクリックする。不要な面を手作業で選択して削除する。 img

モデルを書き出す

今回は、3DHOPで読み込むため、Export Mesh As...を選択し、.nxzの形式で書き出す。 img

以下のようなウィンドウが表示されるが、今回は、デフォルトでOKをクリックする。指定したフォルダに.nxzファイルがあることを確認しておく。※ Macではうまく書き出せない場合がある。 img

3DHOPでのWeb表示

3DHOPは、3Dモデルが表示できるオープンソースのフレームワークである。ここでは、3DHOPを用いて、上記で書き出したnxzファイルを読み込む。

3DHOPの入手

3DHOPのダウンロードページ移動し、を入手する。DOWNLOAD 3DHOP*stable [v4.3]をダウンロードする。ダウンロードした.zipファイルを解凍し、examples > HOWTO_1.2_interface_dimensioning.htmlを表示し、仕様を確認する。この際、ローカルサーバーで表示ですれば、モデルも確認できる。 img

3DHOPでの.nxsの表示

HOWTO_1.2_interface_dimensioning.htmlを複製する。名称をsample.htmlに変更し、テキストエディタで開く。ローカルサーバーをたてられる場合、modelsの中に、上記で書き出したnxsファイルを移動する。以下のように、htmlファイルの一部(presenter.setSceneの部分)を2箇所、変更する。

<script type="text/javascript">
var presenter = null;

function setup3dhop() {
    presenter = new Presenter("draw-canvas");

    presenter.setScene({
        meshes: {
            "3d" : { url: "models/suigaihi.nxz" }
        },
        modelInstances : {
            "Model1" : { mesh : "3d" }
        }
    });
}

上書きして、表示すれば次のように表示される。 img

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