課題:点データの分析

 GISで点データの密度を可視化する場合、分析に用いる空間オブジェクトの形状や大きさを考慮する必要があります。この実習では、メッシュによる集計法を用いて、点データを視覚的に分析します。

実習用データ

実習をはじめる前に、osakaをダウンロードしてください。

課題⑤_メッシュによる点の計測

 均一な大きさのメッシュポリゴン(1kmメッシュ)を作成し、メッシュ内に含まれる学校の数を計測し、配色を調整した地図を作成してください。

完成例

kadai

手順

  1. school.shpをQGISに読み込む。
  2. プロセッシング>ツールボックス>ベクター作成>グリッドの作成から、1kmのメッシュを作成する。
  3. ベクタ>解析ツール>ポリゴン内のポイント数から、メッシュ内のポイントを計算する。
  4. メッシュ内のポイント数でポリゴンを色分けする。※この際、数値として色分けできない場合は、属性テーブル>編集モードオン>フィールド計算機>新しいフィールドを作成するから、出力フィールドタイプを整数値に指定し値を再計算する。
  5. 配色を調整し、地図をレイアウトする。

実習用データのソース

実習用データは、無償で利用可能なデータを加工して作成したものです。データのソースは、各ファイルのREADME.mdにまとめています。

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