課題:ネットワーク分析
GISでは、道路などのラインデータ等を用いて任意の地点間の経路等を求める場合等にネットワーク分析が用いられます。この実習は、道路データを用いたネットワーク分析として最短経路検索を行うものです。以下の手順とGISオープン教材のネットワーク分析の教材を参考に、完成例のような地図が作成できれば、完了となります。GIS初学者は、本教材を進める前にGISの基本概念の教材を確認しておいてください。
実習用データ
実習をはじめる前に、taketomiをダウンロードしてください。
課題③_最短経路検索
最短経路検索は、任意の地点間の最短経路を取得する際に用いられる手法です。QGISで簡単にできる最短経路検索を以下の手順とネットワーク分析を参考に行い地図を作成後、以下の課題に回答してください。
- 竹富港からコンドイビーチまでの最短経路(標高などのコストを含まない)とその距離を回答してください。
完成例
手順
road.shp
とpoints.shp
をQGISで読み、points.shp
のラベル(Name
フィールド)を表示する。- プロセッシングツールボックスを開き、最短経路(ポイントからポイント)を実行する。
- 属性テーブルから、最短距離(
cost
フィールド)を確認する。 - 完成例のように、最短経路を示した地図をレイアウトする。
実習用データのソース
実習用データは、無償で利用可能なデータを加工して作成したものです。データのソースは、各ファイルのREADME.mdにまとめています。